患者さんと医者の間に良い人間関係が無ければ、どんな医療行為も「百害あって一利なし」となります。良い人間関係とは「お互いに信頼しあえる関係」に他なりません。お互いの信頼のもとより良い医療が行われるために、私たちは具体的にどのようにすれば良いのでしょうか。以下に紹介する「医者にかかる10箇条」は、患者さんと医療従事者双方に対する提言です。あなたが病院や診療所を受診する際に是非お役立てください。私たち中谷外科病院スタッフもこの10箇条を実践するよう努めてまいります。
(1.患者さんの話しやすい環境作りを)
(2.対話のはじまりは挨拶から)
(3.よりよい関係づくりはあなたから)
(4.自覚症状と病歴は診断の第一歩。 洩れなく聞きましょう)
(5.これからの見通しも充分に説明しましょう)
(6.その後の変化の有無はこちらから聞きましょう)
(7.患者さんがメモをとれるよう余裕を持った対話を)
(8.納得してもらえるまで何度でも説明を)
(9.パターナリズムは禁物。不確かなものや 医療の限界についてはありのままに説明を)
(10.医療方法を決めるのは患者さんです)
厚生省【患者から医師への質問内容・方法に関する研究】研究班、1998年
COML(大阪の民間非営利団体NPO)「新・医者にかかる10箇条」より抜粋
〒706-0001
岡山県玉野市田井3-1-20
TEL 0863-31-2323
FAX 0863-31-8486